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● 事務職の「成果主義」ってなに?
近年は「成果主義」をテーマにした書物をとても多く見かけます。メジャーなビジネス誌ではひっきりなしに関連の記事を掲載しています。しかし、内容は千差万別でも「会社に利益をもたらす仕事をしたかどうか」を基準に評価することは、どこの企業も同じではないでしょうか?とは言っても「事務職」の成果主義はあまりコアなところまで研究されていないように思います。 問われることは、業務の「正確性」や「スピード」、中堅社員に対してはプラス「よく研究しているか」などが評価基準で、あまり「利益追求」のことは問われていないような気がします。裏話では評価基準が曖昧な会社は、上司とソリが合う人や付き合い残業も喜んでやってのける人が昇進、昇給してしまう怖いケースもあるようです。
人事部の阿綺子さんは、その悪習慣である「残業」に着目しました。事務管理部門の人達に、「あなたが行ったその時間外労働は、会社のためになることですか?定時間になぜ出来ないのですか?」を問う機会を作り上げたのです。事務系社員対象に「タイムマネジメントコンクール」を開催し、ムダな「時間外労働」を排除した結果、会社に利益をもたらすことが出来ました。しかし一方で、こんな疑問もありませんか?会社に利益をもたらすことが出来ても、コンクールの対象となった事務系社員は「残業手当」が減ってしまい、公私共に潤った生活など実現できないのではないか?
そんな疑問を持つあなたはこの連載をヒントにし、あなたは「利益やキャッシュを生み出す人材」へと変身して昇給、昇進を遂げれば良いのです。
「そんな 簡単に言わないでよ〜」そんな声も聞こえてきそうです。実は、今回阿綺子さんはもう1つあなたにヒントをプレゼントしています。
● 阿綺子さんからもう1つのビジネスヒント・・・「あなたの成果は記録に残そう!」
阿綺子さんが提案した「タイムマネジメントコンクール」これは事務系社員1人1人がいかに業務の効率を上げ、公私共に良くなったかを書いてもらうという方法でした。
このコンクール自体のアイディアも良いのですが、「書いてもらう=記録してもらう」ということが事務系社員にとってとても「重要」なのです。
事務系は、評価基準の1つである「利益貢献度」が営業系に比べ不透明なことも事実。
あなたもせっかく会社の利益のためアイディアを出し、実際に行動しても「あなたの成果」になっているかどうか・・・不安ですよね。
評価基準材料として正式フォーマットに「自己申告制度」などが導入されていれば一番良いのですが、なければ独自の方法で「成果を記録」するべきです。手帳でも、パソコン内に入力するのも良いでしょう。たとえば、「〇月〇日 □□部長に、コピー機をもっと作業精度の高い機種へ契約変更する企画書を提出する。」「△月△日、承認、導入される。契約料も月々何円やすく、作業スピードが速いため資料づくりの苦労も半減し、膨大な資料コピーのための無駄な残業が導入前の時と比べ、何%減った。」と明確に自分のプランの実行前と実行後にどのくらい変化があったか、記録を残すのです。出来れば具体的な数値で示して書くと尚良いでしょう。そしてやがて訪れるサラリーマンにとっての「成績表」・・・そう!「ボーナス」や「昇給」時期にあなたが記録した「成果記録」と照らし合わせて、自分の中で妥当な評価かどうか判断が出来ます。もし納得がいかなかったら?その「記録」を評価者に提示し、理由を尋ねることが出来ます。自信を持って取り組んだあなたの仕事なのだから、納得がいかなければ理由を聞くのは当然。そんな前向きで勇気ある行動を取ったあなたは、一目置かれる人材になるでしょう。有力者から価値あるアドバイスが得られるかもしれません。また、すぐに評価があがらなくても記録は真実であり、「あなたの成果」には違いないのです。諦めず再びトライすれば、あなたの姿勢はいつかは認められるはずです。
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