劇場公開される洋画だけでなく、地上波や衛星放送、DVD、Webなど様々なメディアで、海外の映像作品の日本語版が登場しています。その制作は素材の翻訳からスタートし、多くのスタッフの手によって完成されていきます。
水澤清香さんはフリーランスで活躍中。登録している制作会社を介して、主に映画・ドラマの字幕作品や吹替作品を翻訳。このほかドキュメンタリーや映画DVDの特典映像、音楽DVDなどの仕事を担当しています。
翻訳作業は、パソコン、テレビ、DVDやVHSビデオプレーヤーなどの機材を使って在宅で行います。素材を受け取ると、まず内容を確認し、納期までの作業スケジュールを設定。必要な調べ物は図書館やインターネットで行い、翻訳を仕上げて納品します。吹替作品の場合は、納品後に演出家や制作担当者、クライアントのチェックを受けて修正。完成した台本を受け取り、収録にも立ち会います。「自然な日本語に訳すのはもちろんですが、字幕の場合はパッと目で見て意味が分かるようにすること。また、吹替の場合は、耳で聞いて分かりやすいよう同音異義語を避けること、役者さんが感情を込めやすいセリフにすることを心がけています」 |