file.11 通訳
■■ プロフィール ■■
【佐光さん】
●大学卒業後、外資系証券会社を経て独立。30代後半。3児の母。

【ayaさん】
●大学を卒業して、就職したとたんにバブルがはじけたという年齢。

外交の場面や国際会議、来日したアーティストに寄り添う姿など、語学力を生かした仕事として目にする機会も多い「通訳」。フリーと会社員、立場の違うおふたりに、その日常と仕事について伺いました。

まず、フリーの通訳佐光紀子さん。外資系証券アナリストを経て、翻訳者&通訳として独立。個人事務所を構えています。普段から翻訳の仕事で関わりのある企業から依頼を受け、外国からのお客様が企業や公共機関を回る時に同行するという場合が多いそうです。事前に打ち合わせし、資料を準備。当日は、神経を集中し、双方に気を配るので、終わるとぐったり。フリーの場合、スケジュールを指定されたり、何があってもキャンセルできないことも多いなど、それなりの心構えも必要です。でも、交渉がうまくいった時は充実感いっぱい。思わぬ大物の話が聞けたりといったメリットもあります。「通訳に必要なのは、コミュニケーション 力と日本語力。知らない人とも素直に話ができ、相手が今何を考えているのか察することができる気配りは大切です。外国語はもちろん、日本語の訓練も怠りなく」とアドバイスしてくれました。

一方、会社員として外国人上司の社内通訳をつとめるayaさん。日本人スタッフの報告から、グループ会議、社外での打ち合わせまで通訳をしています。比較的時間に余裕のある午前中は、メールの翻訳や社内報告の通訳をすることが多いそうです。突然会議が入る場合もあり、事前に知らされていない何ページもの資料をいきなり早口で読み上げられて、慌てて通訳するといった場面も少なくありません。彼女は、前職のSEから憧れの通訳に転職したという経歴の持ち主。専門学校でトレーニングを積んで、現在の仕事につきました。「通訳になりたいという目標をお持ちの方へ。はっきりした目標を持って、それを達成するための具体的な努力をあきらめずに続けていれば、チャンスは必ずやってきます」と いう力強いメッセージをくださいました。 フリーであれ、会社に所属する場合であれ、通訳は言葉の専門職であり、対人業。日ごろから言葉を大切にし、人と接する基本的な姿勢を意識。 技術を磨くためのトレーニングを継続することが必要なようです。

 【 aya's hp 】
 ayaさんのページ。「通訳のページ」のコーナーは、通訳者でない人にも読んでもらいたいとのこと
 http://homepage1.nifty.com/ayaeda/

◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆
--+--*--+--◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆

 TOPページへ戻る