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岡本さんが担当するのは、子どもからお年寄りまで幅広い年齢の患者さんの歯の治療と、難抜歯や外傷などの口腔外科的治療。忙しい仕事の合間を縫って、簡単な歯の詰めものを作ったり、スタッフが足りない時には、医院の受け付け業務を担当することも。
親戚に医師が多かったことから、子どもの頃より医療関係に進みたいと思っていたそう。また、結婚してからもずっと仕事が続けられると思ったのも、医師を志した大きな理由です。歯科医師免許を取得後は、地元の大学病院の、口腔外科へ勤務。長女の出産を機に自宅の歯科医院へ職場を移しましたが、その後も大学へ通って勉強を続け、日本口腔外科学会認定医の資格を取得しました。現在では自宅医院での治療のほか、週に2度大学病院へ通い、研究をしたり特殊外来での診察を受け持ったりと、多忙な生活を送っています。
小さなお子さんがいることもあり、子育てに仕事にと大忙しの毎日。休日はできるだけお子さんと一緒に過ごすようにしているそう。夫と同業であることについては、「仕事のことについて相談したり、教えあえるのがいいところ。でも、子育てにはもう少し協力してほしいな」。今の一番の悩みは、1人でゆっくりできる時間がほとんどないこと。
医師の過剰時代を迎えて、歯科医師を職業とするのも厳しい状況です。でも、女性の歯科医師の割合は増える傾向にあり、性別に関係なく実力を発揮できる社会に近づいています。歯科医になるのに必要な資質は?とお聞きすると「患者さんの立場になって物事を考えられること。それから、多少は手先の器用さも必要かな」。患者さんに「ありがとう」と感謝された時が一番うれしい、と語る岡本さん。接する人への思いやりと、仕事に就いてからも、さらにキャリアを伸ばすために努力する姿勢。同じ働く女性として、見習いたいところです。
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