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大学教員の仕事は、大きく分けて二つ。それは研究と教育です。研究とは、専門テーマについて論文を書き、他の研究者や、時には政府、役人などに「自分の意見を述べ、わかってもらう」こと。他人の意見を理解吸収するだけの「学び」とはちょっと違います。大切なのは、自分の意見を作り、それを認めてもらうこと。他人を説得できる表現力が必要という意味で、「作家」のような仕事とも言えます。
教育の仕事はいわゆる「教師」としての側面。教える技術が必要になります。うまく教えられた時は、感動してしまうことも。その他、大学の教員としての活動や、セミナー、講演会など、外部での仕事もあります。
「私の専攻分野では、きちんと論文を書けば、意見を聞いてもらえるし、
論文の評価で男女差別はありません。一度就職してしまえば、時間も自分の自由になることが多いし、自分から望まないかぎり転勤もありませ
ん。ただ、大学というところは就職が大変。特に女性には厳しいのが現実です。大学院の修士課程、博士課程を経て、実績を積んでいくのですが、指導教授に推薦してもらえなければ、なかなか認めてもらえない。
教授はやはり男性が多いので、女性にはハンディがあります」とも。
やりたいテーマを持ち、自分自身をきちんとコントロールできる強い意思があれば、非常にやりがいのある仕事。プロフェッショナルであると同時に「家庭では普通の母親」と穏やかに語った姿も印象的でした。
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