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石村さんは、結婚を決めたカップルが理想の結婚式が行えるようサポートする、ウエディングコンシェルジュ。結婚プロデュース会社が運営する店舗で、ブライダル全般のプランニングやアドバイスを行っています。カップルの要望や好みと合わせて、仕事や家族、友人、趣味なども聞いた上で、まずは希望にピッタリの式場選び。「会場へご案内し、気に入って納得されたら決定。式の日程が決まれば、次は衣裳やハネムーン、指輪、エステなど、必要な物を何でもご紹介します」。石村さんは、店頭でお客様の相談に対応する一方、現場を預かるマネージャーも兼ねています。
石村さんのウエディングコンシェルジュへの第一歩は、ホテルウーマン。宴会予約というブライダルを扱うセクションでの勤務でした。「結婚式は一生に一度の事であり、誠意を込めて担当すればするほど、お客様からは喜ばれます」。この仕事にやりがいを感じた石村さんは、10年間で3つの大手ホテルに移りながら、一貫して宴会予約担当としてのキャリアを積みました。しかし、「もっと海外や他のホテルまで、ブライダルを広く扱う仕事をしてみたい」との思いが次第に膨らみ、敢えてホテルを飛び出す決意を。そしてステップアップを重ねて辿り着いたのが、この「ウエディングコンシェルジュ」でした。
取り扱う範囲は国内外問わず。特に海外挙式などはハプニングも起こりがちです。「先日も、ご新郎が海外挙式出発直前に空港でパスポートを無くした事に気づき捜しに戻った事がありました。1日遅れてご新郎が追いかける事に。見つからなければ渡航できず、挙式もできなくなってしまいます。心配のあまり、夜中まで何度もご新郎に連絡をとっていました」。すべてが滞りなく運ぶためには、最後まで気が抜けない毎日ですが、「利用してくださったお客様から、新たなお客様をご紹介いただいた時、本当に喜んでくださったからだと実感します」と語る石村さん。今の仕事は満足度100パーセントなのだそう。
ウエディングコンシェルジュに向いているのは、「サービス精神があり、会話好き。それと何にでも興味を持つタイプの人」とか。そういう石村さんは、店舗独自の情報を発信していこうと、自分が中心となってホームページを立ち上げたところです。お客様にとって便利とわかると、とにかくプラス思考で当たっていく。そんな努力や気配り、信頼感が伝わって、新たな出会いが生まれるのでしょう。
ところで、気になる現在のブライダルの傾向は?「新郎新婦本人もゲストと一緒に盛りあがることができるパーティが人気です。最近はパーティ会場だけでなく、ヘアメイクや写真、衣裳にもこだわりながら会場を探す方が増えてきました」。虚より実、“オリジナル”を求める時代。今後はますます、ウエディングコンシェルジュの力が必要とされそうです。
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