【 file55 ネイリスト 】
自己流で楽しむだけでなく、サロンでプロの手にゆだねる人も多くなっているネイルアート。今回は、ネイリストの白木美紀さんにお話を伺いました。
■■ プロフィール ■■

【 白木 美紀さん 】

●ネイリスト歴1年、大阪のネイルサロンに勤務中。32歳。
●オフィスで働く女性にワンポイントアドバイスをくださいました。
「パールの効いたベージュピンク系を塗り、先端だけに細かいラメを薄く重ねると、上品で丈夫に仕上がります。先端が少しはがれても、ラメとトップコートを塗り足せばOK」。


「ネイリスト」は爪の美容と健康のスペシャリスト。カラーリングやアートを施すだけでなく、爪の補修・補強、人工爪作り、ハンドケアやフットケアも行います。白木さんがこの仕事に惹かれたのは、自分がネイルサロンに客として通っていたときの心地良さから。7年間程OLをした後、“自分も技術を身に付けて、お客様を癒せるようになりたい”と、インターネットで見つけたネイルスクールに 1年間通いました。

ネイリストの資格で一般的なものは、日本ネイリスト協会主催の「ネイリスト技能検定試験」。級は3段階あり、3級はネイルケアに関する基本的な技能及び知識、2級はネイルサロンで勤務できるレベル、1級はネイリストとしてトップレベルの実力があるとされています。2級取得を採用条件としているサロンが多いですが、近頃は、ネイリストを目指す人が増えていることもあって、1級取得を条件とする場合もあるようです。

白木さんは、スクールに通って半年を過ぎたころ 2級に合格し、卒業間近に併設のネイルサロンへ就職。さらに半年後に、1級にも合格しました。授業料やネイル用品代などを合わせると、ネイリストになるために掛かった費用は約60万円。

ネイルのデザインは、色見本やアート見本を元に、肌の色や爪の形に合わせて、客の好みも聞きながら決定します。サロンが用意した見本のほか、スタッフが時間のあるときに作成したアート見本も入れて、約300種類以上もあるそう。デザインにも次々と流行が生まれるので、技術的なレベルアップが常に求められます。また、小さな爪に繊細なアートを施すには、極度の集中力も必要。「失敗は許されないので緊張しますが、そこがまた楽しいところでもあります」。美意識の高い顧客ばかりですが、自分の手指にコンプレックスを抱いている人が意外と多いとか。「“きれいになった”と喜んでいただけると、この仕事をしていて本当によかったと思います」。

白木さんのネイルアート作品
(立体的な花は、アクリルのカラーパウダーとリキッドを混ぜた3Dアート)

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