|
行木さんのエステサロンは、駅にほど近いビルの一室。行木さんと、今年7月から入ったスタッフ2名とで運営しています。メニューは、フェイシャルやボディトリートメントをはじめ、リフレクソロジー、ダイエット方法のカウンセリングなど。中でも、エッセンシャルオイルを使ってケアする、アロマセラピーの要素を取り入れた施術に力を入れています。
行木さんは短大を卒業後、大手エステサロンで、フェイシャルの担当として5年間勤めました。そのときに、日本エステティック協会が実施する認定試験に合格し、協会認定エステティシャンとなりました。日本では、エステティシャンに関する公的な資格はなく、この認定試験が、エステティシャンの知識や技術レベルを証明するひとつの指標となっています。
行木さんはその後、職場を個人経営のサロンに移し、ボディケアやカウンセリングなどの技術を習得。さらに、アロマセラピーに興味を持ち始めた行木さんは、スクールに通って本格的に勉強。国際的なアロマセラピストの組織「IFA(International
Federation of Aromatherapists)」が認定する、「IFA認定国際アロマセラピスト」の資格も取得しました。そして平成12年、これまでに身に付けてきた技術とサロン経営のノウハウを生かして、自分のサロンを開きました。
個人経営のエステサロンを開くには、行木さんのように大手サロンで技術を磨き、経験を積んだ上で、独立する流れが一般的です。大手サロンでは、技術はもとより、営業や接客などでも高いレベルが求められるため、体力的・精神的に厳しい面も多々あるのだそう。「大手サロンで3年以上続けられたら、独立してもやっていける可能性は高いと思います」。
エステティシャンに向いているのは、「人のお世話をするのが好きな人、相手の幸せを喜べる人、体力がある人」。エステティシャンには、肩や腰を傷めやすい、手が荒れやすい、生活が不規則などの苦労もあります。そんな中で行木さんが仕事のやりがいを感じるのは、「キレイになった」「気持ち良かった」と喜んでくれる、お客さんの笑顔を見たとき。「より多くのお客様に笑顔になっていただくこと」が、行木さんの目標でもあります。
|