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治験コーディネーターは、製薬メーカー、医療機関、被験者の間のパイプ役。その仕事は、治験開始前の打ち合わせから、服薬や通院などのスケジュール管理、製薬メーカー開発担当者への報告業務まで、多岐にわたります。治験をスムーズに進めるために、人間関係をうまく調整するスキルが不可欠です。
被験者の精神面のフォローも大切な仕事。治験の結果、副作用が発見され製薬メーカーが開発中止を決めたとき、「副作用があっても、この新薬を続けたい!」と訴える被験者もまれにいます。被験者の方は、病気を治そうと必死なので、そんなときは製薬メーカーと被験者の間に入り、つらい思いをしたとか。「じっくりと説明をして、治験終了を納得してもらいました」。
薬は、治験という厳しいプロセスを経て、厚生労働省に認可され販売されます。「治験は、被験者となった患者さんの『善意』のうえに成り立つもの。患者さんへの正確な情報提供や、わかりやすい説明がもっとも大切だと思います。そして、『感謝の気持ちと微笑み』を忘れずに、業務にあたるよう心がけています」。
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