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小さい頃から動物好きだったという増川さん。家族の一員として、気がつけば、いつも犬や猫、鳥に囲まれて暮らしていたとか。さらに高校で生物学に出会い、生命、生物体の不思議を知ったことが、本格的に獣医師を志すきっかけとなりました。
獣医師になるには、大学の獣医学科で
6年間学ぶ必要があります。獣医学科のある大学は全国にも10数校しかなく、大変狭き門。また、大学に入ってからも猛勉強が必要です。卒業時に難関といわれる国家試験を受け、合格すれば晴れて獣医師となれます。
増川さんは獣医師免許を取得してから、動物病院に就職し、インターンとして
2年半の経験を積みました。この臨床現場で、飼い主との対応のしかた、動物の扱い方、処置・手術・検査のしかた、経営学など、臨床医としての実践知識を学びます。その後、夫とともに病院を開業し、現在に至っています。
増川さんの大学在学中には、一学年120名中、女子学生は わずか10名ほど。増川さんが仕事を始めた20年前には、まれな存在の女性獣医師でしたが、最近では人数も増え、社会的な知名度も確立してきているようです。「獣医師は女性に向いているのではないでしょうか。言葉を持たない動物の“声無き声”を聞き取る能力について、女性は優れています。動物側も女性に対しては警戒心を解いてくれやすく、治療効率もあがっていると思います」
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