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社労士になる前、仲井さんは広告代理店や建設会社などで事務をしていました。その中で簿記の資格を取り、これをきっかけに会計事務所に転職。数字を扱うことが得意だったことに加えて、「企業の経営者や働く人たちを積極的にサポートしたい」と思い、労務の専門家である社労士を目指すようになりました。
社労士の資格は、年1回、厚生労働省が行う国家試験に合格することで取得できます。平成17年度の社労士試験の合格率は8.9%(4286人)で、そのうち女性は約36%。合格後、2年以上の実務経験を積むか、指定の講習を受講して社労士登録を済ませると、業務を行うことができます。社労士登録には、規定の登録費用と社会保険労務士会への入会金が10万円程度かかるほか、年間4〜9万円程度の年会費が必要です(※)。
仲井さんは、会計事務所を退職し、2年の勉強を経て試験に合格しました。1年目は妊娠中だったので、通信教育で勉強。2年目は家族の協力のもと、週に1回通学して勉強を続けました。育児をしながらの勉強なので、じっくり机に向かえるのは深夜だけ。「乳母車で子どもと散歩しながらテープを聞いたり、キッチンやトイレにテキストを貼って数字を暗記したり、24時間をフル活用しました」。合格後は、社労士事務所に勤務。2年の実務経験を積んだ後、独立しました。
※登録する都道府県や、開業・非開業の別によって異なります。
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