file.8 看護師
■■ プロフィール ■■

兼岩加代子さん

● CCU(心臓疾患集中治療室)勤務、32歳。


ナイチンゲールの伝記を読んで、子どもの頃、看護師にあこがれた方も少なくないはず。自分が病気になって初めて知る、看護という仕事の偉大さ、そして大変さ。

看護師の仕事は、患者さんのお世話(いわゆる、看護)と、医師の診療補助に分かれます。前者は、食事、排泄の世話など生活全般に関わるケア。後者は、点滴や手術の介助から、術後や急変時の観察など、命に関わるフォロー。また、メンタル面のケアも大きな仕事です。入院したときの心細い気持ちを和らげてくれるものは、看護師さんの暖かい言葉であり、笑顔ですね。

看護師になりたいと思ったのは、高校生の頃、「資格も取れるから、なんとなく……」。高校卒業後、3年間の養成所を経て、正看護師の資格を取得。「なんとなく」っていう人は、周りにも意外と多いそう。「でも、実際に看護という仕事の奥深さに触れて、私の天職と思うようになりました。いろんな年代、職業、立場にある人と知り合え、いろんな人の価値観を尊重できるようになったと思います」。

看護という仕事の資質については、「生涯、目標を持って努力できる人」 と答えてくださいました。「資格を取ったらそれで終わりとするのでなく、自分で目標を見つけて、こつこつ努力していかなければ成長できない仕事です」。どんな仕事にもつながる言葉かもしれません。

現在は、CCU(心臓疾患集中治療室)で、毎日心電図モニターとにらめっこするような緊張した日々。「でも、患者さんたちはそれ以上に緊張しているので、不安を和らげるられるよう、頑張っています」と語る加代子さん。常に新たな勉強の積み重ねが必要な、ハードワークではありますが、「今の趣味は、野良猫にえさをあげること」と語る彼女には、心の余裕さえ感じられました。

◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆--+--*--+--◆

 TOPページへ戻る