英語は学生時代からの得意科目だったという沢崎さん。大学卒業後、行政職の公務員として働きながら、英会話スクールや独学で、英語力のスキルアップに努めていました。
そんな沢崎さんの転機になったのが結婚。夫が会社の費用でアメリカの大学へ留学することが決まり、退職して一緒に渡米することに。そして、「夫が通う大学の教育学部の大学院に『外国語教育』という専攻があることを知って、私も好きな英語を生かせる『英語講師』になる勉強をしようと決心しました」
渡米前の半年間は、大学院入学のために猛勉強。TOFELやGRE(アメリカの大学院進学適性試験)を受験して見事合格。渡米してからは、ネイティブのように自在に発言できない分、レポートなど「書く」方面で挽回しました。1年半の在学中、実習でアメリカの子どもたちが生き生きと楽しそうに外国語を習う姿に感銘を受け、子どもに英会話を教えたいと思うように。
英語講師になるのに必須の資格はありませんが、英検2級程度以上の語学力は必要。児童英語講師の場合は、民間の英語スクールの養成コースで学んだのちフランチャイズ加盟で教室を開設する方法が一般的で、収入は月5〜10万円くらいが多いとか。
沢崎さんもアメリカからの帰国後、教室開設を検討したときには、ノウハウが確立しているフランチャイズ加盟も考えました。しかし、自分の好きな方法で教えたいことと、マージンの支払いなどを考え、個人経営の教室を開くことにしたのだそう。自宅の一室から始め、4年目に両親が持っていた土地に自己資金約500万円をかけて専用の教室を建てました。「現在は、経費を差し引いても一般企業OLの給与とほぼ同じ。収入面では満足しています」 |