越川さんは、大学のゼミで物流・貿易を勉強していましたが、就職については超氷河期と言われた時代。1つは国家資格を持ちたいと、大学3年生の時に通関士合格講座のある専門学校にも5カ月間通い、難関の「通関士資格」を取得しました。
通関士試験は、関税に関する法律がメイン。「毎日欠かさずテキストを開いてモチベーションを高く保ち、過去問を繰り返し解きました。試験の実施時間に合わせ、直前には朝型学習への切り替えも。自分に合った勉強方法を早いうちに確立してしまう事が合格への近道でしょう」
その後、入社時から希望通り貿易業務に配属され、現在まで同じ部署で経験を積んでいます。
輸出入業務は、貿易商社はもちろん、製造業、百貨店などの流通・販売業においても広く行われています。貿易実務に就くのに有利な資格は、通関士のほかに、民間の日本貿易実務検定協会が行う「貿易実務検定」などがあります。
英語力については、採用条件として、英検2級程度を必要とされる場合がほとんど。しかし、実際の仕事上では、貿易・金融に関する商業英語を主に使用することになります。経験を積みながら学ぶことも多いとか。 |