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2007年7月号
都会での新生活
楽しむコツを見つけた
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人口2000人ほどの島から、10万人規模の都市へ引っ越しました。慣れない都会暮らしに「何か事件が起きるのでは」と毎日、ドキドキしながら過ごしています。不安をほぐしてくれたのは、引っ越して1週間後、島に戻ったときのこと。母や、付き合っている彼に迎えられて過ごした、ゆったりした2日間。無意識にピリピリと緊張してしまっていた自分に気付くことができました。新しい街に帰ってからは、アパートの管理やゴミ処理をしてくださる人たちに、自分から声をかけるように心がけています。「お世話になります」と言うだけで、温かい気持ちになれるんです。
人とのつながりが薄い街でも、自分から素直に気持ちを表現したほうが、楽しく過ごせそうです。 |
障害を乗り越えて
働ける喜びを実感 |
現在の職場に、「身体障害者枠」で入社し6年。比較的軽度の聴覚障害なので、残業や休日出勤も人並みにやっています。以前勤めていた会社では、上司から「迷惑だ」と言われたり、仕事が見つからなかったりした時期もあるため、現在の職場で働けることがとても幸せです。ところが、今年に入り母が病気になり、介護と仕事の両立生活に。さらに自分の病状も進行し、仕事に支障をきたすようになってしまいました。
今は上司に相談して、仕事量を減らしてもらい、周囲にも理解を求めている段階です。言いたいことをどのように伝えるべきか、伝えるべきか、メモの使い方など試行錯誤中。自分なりのコミュニケーション術を磨いて、今の職場で生き残れるよう頑張ります。
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父の作る料理
家族全員が温まる
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最近、還暦を迎えた父が料理を始めました。週に一度はレシピを片手に台所に立っています。野菜カレーや牛肉のワイン煮、ビビンバなど、どれもおいしくて、毎回驚かされます。それに、父が料理をする日の母は、とても幸せそうです。
私もいつかはこんな家庭を持てたら…と思いながら、微笑ましく見ています。料理はこんなにも人を幸せにし、愛情を感じることができるものだと知りました。父のように、楽しみながら、愛情いっぱいの料理を作りたくなりました。 |
適度な距離感が
人間関係を保つ秘訣 |
20代の頃の私の夢は、舞台役者。友人と劇団を組み、芝居をしていました。周りの友人も同じ夢を目指し、オーディションや公演のとき以外は、バイトや習い事に追われる日々。お互いにライバルだという意識もあり、それぞれに人生の方向について悩みを抱えてはいましたが、人間関係での悩みはほとんどありませんでした。私生活に入り込みすぎず、いい距離感を保てていたんだと思います。
でも、30歳のとき、夢から離れ、派遣会社に登録して、様々な会社で勤務を重ねてきました。そこでいつも悩むのが、職場の人間関係。働きやすいように、相手との距離を保とうとしているのに、ズンズン入り込んできて、ズケズケと物を言う女性が多く、困っています。女性同士でチームを組む場合は、おしゃべりも仕事以外の付き合いも、「仕事の一部なんだ」と割り切って、周囲に合わせるようにしていますが、時々投げ出したくなることも。試行錯誤しながら、もっといい方法はないかと模索しています。 |
介護の事情
親身に考えてほしい |
職場で、家族の介護のための休暇を取得する人が増えています。私は5年前、母方の祖父母に続き、現役で働いていた父が倒れ、同時に3人の介護を経験しました。母一人ではとても手が足りず、私も手伝うことに。銀行に勤めていたのですが、介護のために会社を休むことを、理解してもらえませんでした。退職を申し出ると強く引き留められ、1年ほど、仕事との両立でギリギリの生活に。結局、父親の最期をみとることさえできませんでした。
その会社は辞めましたが、今の職場で、介護を理由に休む人が増え、複雑な思いで見ています。気持ちは分かるので、休んだ人の仕事が自分に降りかかってきても快く引き受けたい。でも「私の頃はあんなに大変だったのに」という、納得できない気持ちがあるのも事実。まだまだ気持ちの整理ができませんが、介護のために、安心して会社を休むことができるような体制を整えてもらいたいものです。
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10代からの夢
30代でかなえたい
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07年3月、初級産業カウンセラーの筆記試験に合格しました。06年8月、『日経WOMAN』でこの資格を知り、勉強を始めたのが12月。独学で手にした合格だっただけに、達成感や喜びも格別です。16歳のときから憧れていた、心理カウンセラーという仕事。何度も諦めかけていましたが、「私もやればできる」ということを、この年齢で実感できたことは、大きな収穫でした。
最近になり、仕事で広がった人脈から、カウンセラーとして働いている人と知り合いました。今は、勉強も兼ねて、その方のところに月に一度カウンセリングに通っているところ。08年1月にある、次の試験に向けて、勉強に励んでいる毎日です。「30代ではもう間に合わない」ではなく、人生80年とすると残りは50年。やっとつかまえたこの夢を、大きく花を咲かせたいと思います。 |

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