2008年1月号

 
迷った末の挑戦が 転職を成功させた
 転職を考え始めてから1年以上、ひとりで悶々と悩んでいました。「4年間、営業事務の経験しかないし、他の会社に行ってもうまく働けないはず」と自分で決めつけていたんです。職場の居心地や人間関係のよさもあり、「ここにいるのが安心・安全・ベスト」と、自分の気持ちを押さえ込んでいました。しかし悩みすぎたせいか、モヤモヤが募り、しまいには、「プチうつ」状態に。
 そんなとき見つけたのが、以前から興味があった企業の求人情報。締め切りギリギリでしたが、「ダメもとでトライしよう」と勢いに乗ったままエントリーし、二度の面接を経て、内定をいただきました。思い切って前向きに動いたことで、転職のタイミングがうまくつかめたのかなと思っています。
(26歳・宮城県・住宅・事務)


これからの目標は 残業をしない働き方
 最近の目標は、定時で帰ること。単純な目標ですが、実践しようとすると難しいものです。20代の頃は毎日深夜まで残業し、ハードに働いていました。その結果、体を壊して退社。あれから10年ほど様々な会社で働き、どんな働き方が自分に合っているのか少しずつ分かってきました。いま37歳。体調管理のためにも、「何が何でも定時に上がる」と決め、時間内に集中して、密度の高い仕事をしようと真剣に取り組んでいます。
 最近気づいたのは、「人間の集中力は、それほど続かないんだな」ということ。定時内に必死で取り組んだら、残業をする気力は残らないんです。上司は「時間管理をしっかりするように」と言うけれど、自分は残業ばかりしています。気持ちは行動で示してほしいもの。今後、結婚や出産も考えているので、自分の時間を確保できる働き方を模索していきたいです。
(37歳・群馬県・小売・事務)


リーダー役を任され 価値観も変わった
 契約社員の看護師として、勤務しています。職場では皆同じように働いていますが、元正社員の嘱託社員と中途入社の契約社員が混在している状態です。中途半端な立場の違いで、お互いに気を遣い合うような、もどかしさがありました。
 そんな中、嘱託社員の先輩方を飛び越えて、36歳の私がリーダー役に抜擢されました。荷の重さから、一度は辞退したものの、強く押されて引き受けることに。もともと、前リーダーへ不満を感じていた人が多かったこともあって、私に協力的な人が多いのが救いです。最近では、嘱託や契約など立場の違いはあっても、専門職として仕事をしている以上、それに恥じないような仕事をすることが大切だと思うようになりました。リーダー役はチャンスだと思い、できる限りいい仕事をしていこうと張り切っています。
(36歳・静岡県・医療・看護師)


経験を生かすことも 学び続けることも大事
 介護の仕事を始めて8年。デイサービスの介助員、ホームヘルパーなどを経て、1年前からケアマネジャーとして働いています。各担当の介護スタッフと協力して、施設の入所者約100人のケアプランを作成する仕事です。
 ただこの制度自体が、まだまだ現場に根付いておらず、職員も、ケアプランについて全くの未経験者がほとんど。各担当者には、ケアプランの原案を練ってもらったり、会議に参加してもらったりするのですが、なかなか理解してもらえず、四苦八苦しています。辞めたいと思うこともありますが、マンションのローンもあり、夫一人に家計を任せるのは不安。08年は、福祉系の大学に3年次編入して、通信講座を始めようと思っています。とにかく悩むより、前向きにチャレンジしたいです。
(36歳・兵庫県・医療・専門職)


人材派遣会社に勤めて 仕事について考えた
 人材派遣会社に入社し、派遣社員を各企業に斡旋する営業職に就いて1年。派遣社員の方によって、仕事に対する取り組み方に差がありすぎて、困惑しています。確かにここ数年は、売り手市場だったため、多少のワガママを言っても仕事は見つかってきたのだと思います。でもあまりに、仕事に対する意欲やモラルが欠けている人に出会うと、がっかりしてしまいます。そういう人に限って、派遣という立場を悲観して、派遣元に不満を言うことが多いようです。もちろん、プライドを持って働いている派遣社員の方も大勢います。そんな方々の仕事に対する姿勢は、私自身も見習っていきたいと思います。
(32歳・愛知県・サービス・営業)


理系の大学院を卒業し 新分野の開発職に挑戦!
 化学系の大学院を卒業して、電気系メーカーで開発の仕事をしています。女性の技術職の求人が増えているようですが、現場ではまだまだ少数派。60〜70人の社員の中で、女性は2人。院卒は私1人で、いや応なく注目を浴びます。後進のためにもうまくやらなければというプレッシャーがある一方で、相談できる女性の先輩はいません。危険な作業も多く、つらくて辞めたいと思ったことも何度もあります。
 でも、産みの苦しみも喜びも味わえるのが、この仕事の醍醐味。大学院時代の研究内容とは分野が違いますが、だからこそ、新しい発見や学びがあります。将来の夢は、世界を舞台にする技術営業の担当者になること。そのために、TOEICでは他の男性社員に圧倒的な差をつけたいという野心があります。今のスコアは690ほどですが、目標は高く、900達成を目指して勉強しています。
(26歳・京都府・電気・技術)


努力が実り 小学校の教員に
 大学を卒業して3年、中学校の教員として社会科を教えてきました。1年目は常勤で、給与面も仕事内容も満足していたのですが、2年目には、非常勤雇用に。教育委員会の人事担当に相談しても、冷たい対応が返ってくるばかりで、泣いたこともありました。
 でも、教師という仕事のやりがいは100%。これが私の天職だと信じて、何度も教員採用試験にチャレンジしてきました。そして07年。今年こそ、どうしても常勤として採用されたいと考え、比較的採用人数の多い、都市部の小学校教諭の枠で受験しました。中学校教諭とは試験内容も異なり、勉強も大変でしたが、晴れて合格をいただきました。中学校と小学校では、仕事内容も随分と変わりますが、諦めなくてよかったと思っています。学生時代以来、再び実家を出ることになり、新しい場所での新しい仕事に、ワクワクしています。これまでの努力を生かせるように、新たな気持ちで頑張ります。
(25歳・岡山県・教育・教師)


 



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