|
2008年4月号
好きなことを仕事に
夢はかなえたけれど… |
34歳、ピアノの演奏家として活動しています。最近はクラシックがブームだといわれていますが、実際にクラシックの演奏だけで生活できる人は、ごく一部。どんなに音楽が好きでも、こだわりが強いだけでは収入に結びつかないんです。
私も、本当は演奏家1本で働いていきたいけれど、実際はピアノ講師や書店の店員としても働いています。生活費の多くは、書店のアルバイトで稼いでいます。バイトの時間を増やせば収入も増えるけれど、その分、ピアノの練習時間が減ることに…。通信制の大学にも通っていて、合計4足のわらじを履いています。会社勤めも大変だと思いますが、好きなことを仕事にするのも案外大変です。
|
念願かなって和裁士に
毎日が充実している |
大学では図書館・情報学を勉強して、社会人になってからは金融系の会社などで情報管理やデータ入力の仕事をしていました。でも、本当は中学生の頃から、和裁士の仕事に憧れていたんです。実は今年、思い切って和裁士の弟子入りをしました。仕事を始めてまだ1週間で、毎日言われるままに縫い物をしているだけですが、もくもくと針を動かすのに夢中です。
思えば、本当にやりたいと思っていた仕事に取り組むのは、これが初めてです。和裁士として独立するには、最低でも5年間は下積みが必要だと言われますが、新しいことに挑戦できてうれしいです。生活が変化したことで、気持ちまで前向きに変わりました。
|
不本意な人事異動
原因は私にもあった |
1年前、私にとって不本意な人事異動があり、思いがけない部署で働くことになりました。とても落ち込みましたが、どうして異動になったんだろうと、自分の働き方を振り返ってみることに。後輩を育てる立場だったのに積極的に関わろうとしなかった怠慢な態度や、自分の器の小ささを思い知らされた気がして、自宅でたくさん泣きました。
でも、あのとき自分を見つめることができて良かったのだと思います。昨年末、念願がかなって、以前の部署に戻れることになりましたが、まだまだ努力不足だと思います。今度は、後輩の指導にも全力で取り組みたいと思います。そして、後輩たちから憧れられるような人間になれるように、精いっぱい頑張ってみようと思います。
|
都会と地方の働き方
違いを感じている |
大手金融機関の地方支店で、営業職として働いています。10代や20代前半のころはもっと無邪気だったのに、20代後半になると、今の仕事を続けていいのか、本当に今の彼でいいのかと悩むようになりました。特に、地方で働いているせいか、都市部とのギャップを感じることがあります。
よく研修で東京に行きますが、東京の女性たちはみんな仕事にやりがいを感じていて、上昇志向の強い人が多いように思います。私も、まだまだ頑張っていこうというつもりです。でも、地元の友人には、仕事よりも結婚生活を優先したいと思っている人が多くて、頑張って働いている自分の生き方が正しいのか、分からなくなるときがあります。
都会の働き方を目指しているのに、地元の友達に影響されてしまう。地方で働いている方の中には、同じように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 |
正社員と派遣社員
いい関係を築くには |
2月号のウーマンズトークで、派遣社員に対する同僚の冷たい態度に心を痛めている秋田県の方の話を読み、私も似たような状況に遭遇したことを思い出しました。
立場に関係なく、仲良く接するのは大切なことですし、秋田県の方も、同僚に合わせることなく、今まで通り対等に接するのがよいと感じます。冷たい態度をとっている同僚の方は、いずれ派遣社員からだけでなく、ほかの正社員からの信頼も失うはず、と思います。正社員と派遣社員が仲良くするのは本当に難しいと、改めて考えさせられました。 |
仕事は安定か自由か…
気持ちが揺れている |
正社員として事務の仕事をしています。以前、派遣社員として働いていたときは、プライベートな時間はたっぷりあったのですが、給与面で不安を感じていました。正社員になって、年収が2倍に増えて給与には納得していますが、その分、体力的にも精神的にもつらさを感じています。
安定した今の仕事を捨ててまでやりたいこともなく、ここ1年、決断できずにずるずると働いていました。時間と給与の両方を求めるのはぜいたくかもしれないと、自分でも気づいているのですが、どう気持ちの整理をしたらいいのか、悩んでいます。 |
仕事上の会話でも
感謝の姿勢が大切に |
33歳、コールセンターでクレーム対応の仕事をしています。2年間続けていますが、辞めたいと思うときが何度もありました。お客様に怒られて、関連部署から怒られて、グループ企業から怒られて…。八つ当たりされていると感じて、気が滅入ることもしょっちゅうです。
けれども、そんなときは、「ご指摘、ありがとうございます」「貴重なご意見ありがとうございます」と、感謝の言葉を意識して使うようにしています。「ありがとう」と言うだけで、物事が良い方向へ向かっていき、乗り越えられることが多いんです。感謝の気持ちを大切に、これからも頑張ろうと思います。 |
女性活用制度ができて
励みに思っている |
| 最近、会社の人事部に、「女性活躍推進室」ができました。推進室では、電子会議室を立ち上げて自由な意見を集めたり、社内ホームページで毎日ブログを更新しています。推進室の担当者が書いているブログはとても人気があって、よく日経WOMANの話も出てきます。私の会社は男性が多く、体質も古いので、こうした取り組みが始まったのはとてもうれしいです。周りの女子社員の励みにもなっているようです。 |


|