2008年7月号

相手の立場で考える 信頼されるプロ目指して
 管理栄養士として働いています。病院で患者さんに栄養指導をしているのですが、最近、よく上司と話すことがあります。それは、「まず、患者さんに自分の存在を受け入れてもらわなくては、いくら指導しても実践してもらえない」ということ。専門家がいくら知識が豊富で、正しいことを言ったとしても、患者さんが話を聞き入れ、食事療法を実践してくれなくては、効果はありません。
 そうは言っても、様々なタイプの患者さんがいらっしゃいます。病気で入院していることが不安やストレスになり、精神も不安定になります。そんな状態でも、心を許してもらえるような存在にならなくては伝わりません。まずは、相手の立場で考えるように、心がけてみようと思います。一人でも多くの患者さんに受け入れてもらえるように、プロとして自分を磨こうと張り切っています。
(31歳・福島県・医療・管理栄養士)


適職ではないとの不安も 経験を積むことで払拭
  広報の仕事を任されるようになり、2年がたちます。上司に「君は広報に向いていない」と嫌みを言われながらも、続けてきました。仕事では、社外との交渉や対応を行うことも多く、また、広報誌などの写真撮影に立ち会うことも。社内外でいろいろな人に出会い、幅広い経験ができ、やりがいを感じられるようになりました。
 ただ、仕事はハードで、朝早くから、夜遅くまで拘束され、土日も出勤することがあります。それでも苦にならないのは、充実した毎日を送ることができているからかもしれません。最近では、働く女性の声を、雑誌や友人の話を通じて聞くたびに、頑張って働いているのは、私だけではないと励まされます。プライベートの時間は少ないですが、ストレスと上手に付き合って、さらに充実した仕事をしたいです。
(33歳・兵庫県・公務員・広報)


憧れの大企業へ転職 自分の働く姿勢も改善
 7年間勤めた会社を昨年退職。同じ業界内の大手企業に転職しました。私が大学生の頃は就職難で、希望していた会社での大卒女性の採用はゼロに等しい状況。そんなこともあり、大企業に強い憧れを持っていました。
 ところが、働き始めて、われに返りました。大企業で働けば、人として成長できるはず、と思っていたのですが、冷静に考えたら、私はアピールできるような能力があるのだろうかと不安に。大事なことは環境を変えることではなく、自分を変えることだったんです。早速、興味のあった社労士の資格取得の勉強を始めました。スクールには同じような目的を持った人や働きながら通う人も多く、励みになります。自分の考えを改めることができたこと、以前より行動的になれたことが、転職の成果かもしれません。
(30歳・神奈川県・保険・事務)


心の病を抱えた上司 どうサポートすべき?
 現在、係長という立場で、3人の上司と5人の部下の間に挟まれる微妙な立場に戸惑っています。さらに困ったことに、直属の上司が、「心の病」で仕事を休みがちに。繁忙期の前に連続して休むこともあり、あふれた仕事は、私にそのまま回ってくるんです。部下に頼むこともできず、私の残業も増えています。
 「頑張れ」と言わない方がいいとよく聞くので、黙っているのですが…。ゆっくり治してもらいたいと思う半面、仕事は積み上がるばかり。どのような対応で、状況は好転するのか、同僚と悩んでいます。
(34歳・滋賀県・公務員・事務)


転職も考えたけど 正社員として再出発
 大学卒業後、正社員として就職することができず、派遣社員や契約社員など非正社員として職場を転々としてきました。今のSEという仕事にやりがいを感じており、勤務先の人間関係もいいことから、会社が大好きでしたが、そのうち契約期間が終了すれば終わりだと思い、転職活動を始めました。すると、自分でも驚くほど早く、内定を得ることができました。上司に退職したい旨を伝えると「正社員にするから、残ってくれないか」と言われ、好条件を提示してもらえたので、働き続けることにしました。
 今後は、契約更新などの不安から解放され、集中してスキルアップにも励みます。期待に応えるためにも、精いっぱい努力したいです。
(25歳・宮城県・IT・SE)


専業主婦を経験し 仕事への意欲がわいた
 結婚を機に仕事を辞め、専業主婦をしていました。家事が苦手で、仕事と両立するより、家事に時間をかけたいと思ったのです。
 けれど、最近になって働きたいという気持ちが、わいてきたのです。家事をこなせるようになって、自分の力を他で試したくなりました。経済的にも厳しくなり、夫とも相談して来月から講師として、働くことにしました。最初からすべてをうまくできなくても、少しずつやれるように頑張っていきたいと思います。
(29歳・教育・講師)


 



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