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「 クッキーダイエット 」

ダイエットしても、いつも途中で挫折したり、リバウンドしてしまったり……。
そんな「ダイエット失敗組」に共通しているのは、「ため込みやすい」体質になってしまっていること。

ダイエットというと、まずは食事制限を考えます。摂取エネルギーを減らし、運動をして消費エネルギーをふやす。
もちろんこれはダイエットの基本です。ただ食べ物を制限するだけだと、その状態に対して体はなるべくエネルギーを節約し、使わないようにします。

しかも、食事を制限すると栄養素が偏ることが多く、体の調整能力も落ちてしまいます。
とったエネルギーを燃やすこともうまくいかず、体内の不要なものを排出できない、これがため込み体質なのです。

ため込み体質から脱出するにはどうすればよいのでしょうか。

まず、体の毒素排出機能を復活させる栄養素として、食物繊維があげられます。ご存じのように食物繊維は体内で消化吸収をされることのない成分で、同時にコレステロールなどをくるんで体外に排出するのに役立ちます。

直接毒素排出に役立ってくれるのです。

とくに夜仕事等をしていてどうしてもよるに食事をしてしまう方はクッキー3枚程度をおやつに食べるようにすると良いでしょう。

ダイエットの基本

やせたいと思っている人は世の中にたくさんいますが、正しいダイエットとはどういうものなのでしょうか。

体重計に乗ってその数値が減っていると喜んでしまいがちですが、それが本当のダイエットとはいえないのです。

本来のダイエットの目的は健康的に美しく痩せることであり、またそれを維持することが大切です。第一に「やせる」ということは「体の中の不要な脂肪分を減らす」ということだといえます。

私たちの体を作る3つの成分は水分・固形成分・脂肪です。
この成分の割合のバランスが崩れることは身体によくありません。

「肥満」というのは食べすぎや運動不足などによってこの脂肪の割合が高くなることで、生活習慣病のもとになってしまいます。

見た目が細くてもこの体脂肪が多ければ「肥満」ということになります。
これが隠れ肥満です。
体脂肪率を正常に戻すこと。
これこそが正しいダイエットの目的だといえます。

体脂肪は脂肪細胞のなかに食べ物から得た糖分や脂肪分のうち消費しきれなかったものが分解・蓄積されてできたものです。

小さいときに脂肪細胞の数は決定し、思春期以降に減らすことはできません。
子供の頃の肥満には注意が必要です。
それは体脂肪が多いか少ないかは脂肪細胞と関係するからです。
やせたいと思ったらまずは体脂肪の増加を抑えることを目標にしましょう。
それによって病気を防ぐことにもなるのです。