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「 医療資格の試験 」

医療資格を取得するためには、ほとんどの場合、試験に合格する必要があります。医療資格についてあまり詳しくない人には、「医学部を卒業したら医者になれる」と勘違いしていることも少なくありません。実際には、医学部を卒業しただけで誰もが医者になれるというわけではありません。

また、医学部を卒業すること自体が大変なことです。名門大学の医学部などでは、医師試験に合格する見込みのない学生を卒業させないこともあるのです。そのため、医師試験の合格率は例年9割を超えているのですが、これは医師試験が簡単な試験というわけではなく、学校側が受ける資格のある生徒をある程度選別しているという事情もあるのです。

医療資格といえば、看護士にも看護士資格が必要です。無論、この場合も、看護士試験に合格する必要があります。医療の仕事は、人の命を扱う仕事です。
だからこそ、医療に携わる者には、厳しい試験が科されることになるのです。簡単な気持ちで、医療の資格を取ろうなどと考えても、長続きするものではないでしょう。

なお、歯科技工士や、義肢装具士なども立派な医療資格です。
これらの資格を手に入れるためにも試験が必要になります。医療資格には、実にさまざまなものがあります。

単純に、医師資格、看護士資格だけで区分されているわけではありません。専門性が高い職業だからこそ、細分化されているのです。

「行政書士、資格」

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行う者で、国家資格です。

資格を取得したものは連合会に加盟し、個々人で仕事をこなすこととなります。
仕事以外に、資格をもっている人がつけられるバッジにあこがれて資格を取得しようとする人も少なくないのではないでしょうか?この資格をとるにあたって、受験資格は特に定められていません。

試験は年一回で、受験者は年々増加傾向にあるようです。
ですが、元来この資格は国家資格としては比較的取得しやすい(合格しやすい)ものとして、法律、行政、コンサルタント系では登竜門のような位置づけでした。

しかし、試験の難易低下傾向から一転、ここ三年ほどは難化傾向となり、合格率は2、3%となっています。これは受験者の増加、法科大学に設置、資格の制度見直し論などの影響を受けたためと考えられています。

通信教育や専門学校などで数多く「一発で受かる」というような宣伝がなされていますが、弁護士などの資格と同じように難関の資格であるのにかわりありません。

資格講座を受けたからといって受かるという安易な気持ちはもってはいけません。